GMのハマー売却先、中国・四川省の重機メーカー
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【6月3日 AFP】経営破たんした米ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)が2日、同社の多目的車(SUV)ブランド「ハマー(Hummer)」売却交渉で、中国重工業メーカー「四川騰中重工機械(Sichuan Tengzhong Heavy Industrial Machinery)」と暫定合意したことが明らかになった。四川騰中も同日、GMとの共同声明で、ハマーの管理部門や販売部門を引き継ぐことを発表した。これにより、米国内の3000人の雇用が守られる見通し。
四川騰中は、ハマーのグローバル戦略において、中国国内市場が大きな役割を果たす可能性が高いとの見通しを語った。さらに、「ハマーのディーラー網の世界展開を考えている。特に、中国のような新市場や開拓が十分になされていない市場に進出したい」と述べた。
四川騰中は、中国南西部、四川(Sichuan)省成都(Chengdu)の重機メーカーで、道路工事や橋りょう工事、エネルギー産業向けの重機を製造する。工場は中国国内のみで海外に持たず、売り上げに占める輸出の割合も少ない。(c)AFP
四川騰中は、ハマーのグローバル戦略において、中国国内市場が大きな役割を果たす可能性が高いとの見通しを語った。さらに、「ハマーのディーラー網の世界展開を考えている。特に、中国のような新市場や開拓が十分になされていない市場に進出したい」と述べた。
四川騰中は、中国南西部、四川(Sichuan)省成都(Chengdu)の重機メーカーで、道路工事や橋りょう工事、エネルギー産業向けの重機を製造する。工場は中国国内のみで海外に持たず、売り上げに占める輸出の割合も少ない。(c)AFP