【3月24日 AFP】国際航空運送協会(International Air Transport AssociationIATA)は24日、2009年の航空業界全体の損失額が47億ドル(約4600億円)に急増するとの新たな見通しを示し、同年は業界にとって「最も厳しい年の1つ」になるとした。

 今回の見通しは、IATAが前年12月に発表していた損失額見通しの25億ドル(約2450億円)を大きく上回るものとなった。

 IATAはまた、08年の航空業界全体の推定損失額を、「ビジネスクラスなどの『プレミアム旅客』や貨物便の需要が大幅に落ち込んだ」ことで、当初の80億ドル(約7840億円)から85億ドル(約8330億円)に修正した。(c)AFP/Hui-Min Neo