【3月23日 AFP】ドイツ自動車大手ダイムラー(Daimler)は22日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ(Abu Dhabi)首長国の政府系ファンド、アーバル・インベストメンツ(Aabar Investments)から19億5000万ユーロ(約2570億円)の出資を受け入れると発表した。アーバルは出資比率9.1%の筆頭株主になる。

 ダイムラーとアーバルは二酸化炭素の排出削減を目指した電気自動車の開発で協力するほか、若者を対象とした自動車産業訓練センターをアブダビに設立する方針だ。

 高級車メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)を製造するダイムラーは世界最大のトラックメーカーでもある。(c)AFP