【3月13日 AFP】日本航空(Japan AirlinesJAL)は13日、北朝鮮が4月上旬に「人工衛星」を打ち上げると通告していることをうけ、「危険区域」と指定された空域を飛行する国際便ルートで迂回措置をとることを決定した。

 JAL広報によると、国内空港と欧州のアムステルダム(Amsterdam)、フランクフルト(Frankfurt)、ロンドン(London)、ミラノ(Milan)、モスクワ(Moscow)、パリ(Paris)、ローマ(Rome)各空港を結ぶ路線で、4月4日から5日間、迂回ルートを飛行する。

 また、成田(Narita)-ハワイ(Hawaii)路線についても、同期間、飛行ルートを変更する。

 迂回措置の対象となるのは200便以上で、飛行時間の遅れは最大で7分の見込みだという。

 また時事通信(Jiji Press)によると、全日本空輸(All Nippon AirwaysANA)も同様の措置をとる。(c)AFP