米GM、事業継続能力に「著しい疑念」 経営破たんの可能性も
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【3月6日 AFP】世界的な経済危機が深刻化する中、経営難に陥っている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)は5日、会社清算の可能性を認めた。
GMの監査法人は同社の事業継続能力について、「著しい疑念」があるとの見解を表明したが、これを受け、GMも経営破たんによる会社清算の可能性があると警告した。
GMはすでに、米政府からつなぎ資金として134億ドル(約1兆3000億円)の緊急融資を受けているが、同社は前月、世界的な景気後退による販売不振を乗り切るためには、追加融資が必要だとして、米政府に166億ドル(約1兆6300億円)、カナダやドイツ、英国、スウェーデン、タイ政府に60億ドル(約5900億円)の合計226億ドル(約2兆2000億円)の追加融資を要請している。
米財務省はGMに対する追加融資について、態度を明らかにしていない。(c)AFP/Mira Oberman
GMの監査法人は同社の事業継続能力について、「著しい疑念」があるとの見解を表明したが、これを受け、GMも経営破たんによる会社清算の可能性があると警告した。
GMはすでに、米政府からつなぎ資金として134億ドル(約1兆3000億円)の緊急融資を受けているが、同社は前月、世界的な景気後退による販売不振を乗り切るためには、追加融資が必要だとして、米政府に166億ドル(約1兆6300億円)、カナダやドイツ、英国、スウェーデン、タイ政府に60億ドル(約5900億円)の合計226億ドル(約2兆2000億円)の追加融資を要請している。
米財務省はGMに対する追加融資について、態度を明らかにしていない。(c)AFP/Mira Oberman