【2月28日 AFP】台湾新幹線を運営する台湾高速鉄道(Taiwan High Speed Rail Corporation)は28日、コスト削減と合理化を目指し、運行本数の削減、一部料金の値下げ、および経営陣の給与削減をすると発表した。

 3月16日に実施される新ダイヤでは、これまで週に942本だった新幹線の便を13%減の816本にする一方で、平日の乗車料金を15%値下げする。

 台湾高速鉄道のNita Ing会長は2月から給与を辞退している。経営陣の給与については3月から10-20%カットする。

 台湾新幹線は日本の新幹線が初めて輸出された事例。2007年に開業したが、累積赤字は530億台湾ドル(約1480億円)に上っていた。(c)AFP