【2月28日 AFP】米商務省が27日発表した2008年第4四半期(10-12月期)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)成長率の改定値は、年率で前期比6.2%減となった。マイナス幅は、1982年第1四半期(1-3月期)以来の大きさとなり、米国の経済活動が前年末に急激に落ち込んだことを示すものだといえる。

 米商務省が前月発表していた速報値では3.8%減とされていたが、2.4ポイントの大幅下方修正となった。市場予測の5.4%減も大幅に超えたものであり、米経済は通年での景気後退局面に入りつつある。(c)AFP/Veronica Smith