世界的な景気後退が深刻化、ユーロ圏の失業率は8.2%に
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【2月28日 AFP】欧州連合(EU)統計局が27日に発表した雇用統計によると、1月のユーロ圏16か国の失業者数が約25万人に達し、失業率は2年以上ぶりの高水準となる8.2%となった。また、同局は、1月のユーロ圏のインフレ率が前月の1.6%から1.1%にまで急速に鈍化していることを明らかにした。
東欧では、欧州復興開発銀行(European Bank for Reconstruction and Development、EBRD)などによる同地域へ巨額の緊急支援が決まったほか、ロシアでも金融危機の深刻化が懸念されている。
日本でも景気の低迷が深刻化しており、同日に発表された1月の鉱工業生産指数は過去最大の下落幅を記録した。また、英国では銀行大手が相次いで損失を発表しているほか、デンマークとフィンランドの景気後退入りが報じられている。
好調な成長を続けていたロシア経済も、主要な輸出品目である原油や天然ガスの世界的な需要減を受け、厳しい状況にある。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露首相は、最悪な状態はこれからだとの見方を示している。(c)AFP
東欧では、欧州復興開発銀行(European Bank for Reconstruction and Development、EBRD)などによる同地域へ巨額の緊急支援が決まったほか、ロシアでも金融危機の深刻化が懸念されている。
日本でも景気の低迷が深刻化しており、同日に発表された1月の鉱工業生産指数は過去最大の下落幅を記録した。また、英国では銀行大手が相次いで損失を発表しているほか、デンマークとフィンランドの景気後退入りが報じられている。
好調な成長を続けていたロシア経済も、主要な輸出品目である原油や天然ガスの世界的な需要減を受け、厳しい状況にある。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露首相は、最悪な状態はこれからだとの見方を示している。(c)AFP