【2月27日 AFP】米銀行大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)は26日、米貯蓄貸付機関最大手ワシントン・ミューチュアル(Washington MutualWaMu)の買収計画の一環として、1万2000人を削減する方針を発表した。

 JPモルガン・チェースは、米住宅ローンの破たんに端を発した金融危機で、金融業としては米史上最大の経営破たんとなったワシントン・ミューチュアルを買収した。2009年末までに人件費の13.5億ドル(約1300億円)を含む総額20億ドル(約2000億円)の支出を削減する方針で、今回の人員削減はこの一環。(c)AFP