米当局、大手金融機関への「ストレステスト」を開始
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【2月26日 AFP】米金融監督当局は25日、大手商業銀行を対象にした資産査定(ストレステスト)を開始し、金融安定化策の新たな段階に入った。
ストレステストは、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領政権が発表した金融安定化策の重要な要素。資産1000億ドル(約9兆7000億円)以上の金融機関が対象で、テストの結果で資本増強が必要か、金融安定化策に基づく別の支援が必要かを判断する。
オバマ政権の金融安定化策については、仏投資銀行ナティクシス(Natixis)のElsa Dargent氏のように「米金融機関の大規模な国有化を先延ばしする効果がある」とする声がある一方が、大規模な公的資金注入や国有化につながりかねないと指摘するアナリストもいる。(c)AFP/Rob Lever
ストレステストは、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領政権が発表した金融安定化策の重要な要素。資産1000億ドル(約9兆7000億円)以上の金融機関が対象で、テストの結果で資本増強が必要か、金融安定化策に基づく別の支援が必要かを判断する。
オバマ政権の金融安定化策については、仏投資銀行ナティクシス(Natixis)のElsa Dargent氏のように「米金融機関の大規模な国有化を先延ばしする効果がある」とする声がある一方が、大規模な公的資金注入や国有化につながりかねないと指摘するアナリストもいる。(c)AFP/Rob Lever