【2月12日 AFP】仏AFP通信社(Agence France-Presse)と仏レクリエーション専門通信社relaxnewsは、アジアで、レクリエーションに特化した国際ニュースの配信サービスを開始した。

 メディア企業、ブランドを持つ企業、広告代理店、通信会社を対象に、旅行、家庭生活、エンタメ、健康、福祉に関する記事やマルチメディアレポートを配信する。

 さらに美容、料理、環境、旅行などに関するニュースや、ぜひ見ておきたいイベントの情報、動画、スライドショー、アンケート調査などを毎日配信する。

 AFPのエリック・ウィッシュアート(Eric Wishart)アジア地域ディレクターは「昔は、科学や健康やレジャーに関する記事は新聞の日曜版に載っていたものでした。しかし今では1面に掲載されることも珍しくありません。ライフスタイルに関するニュースへの関心は非常に高いのです」と話した。

 relaxnewsのジェローム・ドンスィユ(Jerome Doncieux)CEOは、現在の経済危機にあってもレジャーへの関心は高まっているというサービス開始前に行った市場調査結果を紹介し、「世界的に『レジャーライゼーション』とでも言うべき動きが始まっています。人々がレジャーに費やす時間とお金は増えつつあります」語った。

 このサービスはパリ(Paris)ではすでに始まっている。購読契約ベースで提供され、コンテンツの70%はrelaxnewsが、30%はAFPが提供する。(c)AFP