英バークレイズの08年通期決算、市場予測上回る水準
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【2月10日 AFP】英銀大手バークレイズ(Barclays)銀行が9日に発表した2008年通期決算は、市場予測を大きく上回る利益水準となった。その一方で、バークレーは経営幹部へのボーナスの支給は行わないことを発表した。景気悪化に見舞われている英国では、金融機関幹部の高額な給与に国民からの批判が高まっていた。
バークレイズによると、08年は評価損などで81億ポンド(約1兆1000億円)の損失を計上したものの、破たんした米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の北米部門の買収などに伴う利益がでたことで、前年比1%減の43億8200万ポンド(約6000億円)の純利益となった。
また、税引き前利益は前年比14%減の60億7700万ポンド(約8300億円)となったが、これはバークレイズが前月、同行の株価急落直後に株主に送付した公開書簡の中で示した53億ポンド(約7200億円)の予測を上回るものだった。(c)AFP/Roland Jackson
バークレイズによると、08年は評価損などで81億ポンド(約1兆1000億円)の損失を計上したものの、破たんした米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の北米部門の買収などに伴う利益がでたことで、前年比1%減の43億8200万ポンド(約6000億円)の純利益となった。
また、税引き前利益は前年比14%減の60億7700万ポンド(約8300億円)となったが、これはバークレイズが前月、同行の株価急落直後に株主に送付した公開書簡の中で示した53億ポンド(約7200億円)の予測を上回るものだった。(c)AFP/Roland Jackson