【2月7日 AFP】日本経済新聞(Nikkei)は7日、パイオニア(Pioneer)が不採算の薄型テレビ開発・生産からの撤退を含む経営再建策をまとめたと伝えた。

 同社は、3月までにプラズマパネルの生産を中止し、パナソニック(Panasonic)からパネルの供給を受けてテレビの生産を続ける予定だった。

 だが、世界的な景気後退と円高による輸出への影響で、採算が悪化してきたため、テレビ生産を全面的に中止することを決めたという。

 不採算のDVD機器の開発も、シャープ(Sharp)と共同出資で年内に設立する新会社に移管する。さらに全従業員4万人超のうち、2010年3月までに数千人規模の人員削減を実施する。(c)AFP