【2月6日 AFP】米労働省が5日発表した1月31日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、景気悪化の影響を受け、62万6000件となり、1982年10月以来の高い水準に達した。

 同省はまた、1月24日終了週の失業保険申請件数を、58万8000件から59万1000件に修正した。

 労働市場動向のより信頼できる指標とされる4週間移動平均は、前週比7.2%増の58万2250件で、82年12月以来の高い水準となった。

 1月24日終了週の失業保険受給者比率は、1月17日終了週から変わらず3.6%で、1983年8月以来の高水準となっている。米国では現在、失業保険の受給者が479万人に達しており、1967年にデータの発表を開始して以来最多となっている。(c)AFP