世界に向け日本を発信、NHKテレビ国際放送が全番組を英語化
このニュースをシェア
【2月2日 AFP】NHKの海外向けテレビ国際放送「NHKワールドTV(NHK World TV)」が2日、番組をすべて英語化した拡充版の番組編成をスタートさせ、競争が激しさを増す24時間放送の英語国際ニュース市場に参入した。
24時間、毎正時に30分間(週末は毎正時に10分間)ニュースを生放送する「Newsline」が新たにスタートしたほか、文化・科学・経済に関する特集番組も充実させる。大半は日本国内の情報を題材にするが、他のアジア地域も取り上げる方針。衛星、ケーブルテレビ、高速インターネット回線を通じて5大陸で視聴が可能だ。
番組を制作するNHKの子会社「日本国際放送(Japan International Broadcasting)」の高島肇久(Hatsuhisa Takashima)社長は、日本の世論やトレンドのさまざまな側面を見せることで、世界における日本への理解度を高めたいと指摘。日本の国際放送は世界第2位の経済大国にふさわしいレベルとは言えず、同TVがその穴を埋めることができれば、と語った。同氏はNHK出身で、元外務省外務報道官。
英語国際ニュース市場では米CNNや英BBCが以前強い影響力を誇るが、カタールの「アルジャジーラ(Al-Jazeera)」、フランスの「フランス24(France 24)」など、対抗する放送サービスが相次いで市場に参入している。(c)AFP
NHKワールドTVのHP(英語)
24時間、毎正時に30分間(週末は毎正時に10分間)ニュースを生放送する「Newsline」が新たにスタートしたほか、文化・科学・経済に関する特集番組も充実させる。大半は日本国内の情報を題材にするが、他のアジア地域も取り上げる方針。衛星、ケーブルテレビ、高速インターネット回線を通じて5大陸で視聴が可能だ。
番組を制作するNHKの子会社「日本国際放送(Japan International Broadcasting)」の高島肇久(Hatsuhisa Takashima)社長は、日本の世論やトレンドのさまざまな側面を見せることで、世界における日本への理解度を高めたいと指摘。日本の国際放送は世界第2位の経済大国にふさわしいレベルとは言えず、同TVがその穴を埋めることができれば、と語った。同氏はNHK出身で、元外務省外務報道官。
英語国際ニュース市場では米CNNや英BBCが以前強い影響力を誇るが、カタールの「アルジャジーラ(Al-Jazeera)」、フランスの「フランス24(France 24)」など、対抗する放送サービスが相次いで市場に参入している。(c)AFP
NHKワールドTVのHP(英語)