【1月27日 AFP】米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)は26日、世界的な景気悪化の影響で安価な食事を求める消費者による需要増を受け、2008年通期の純利益が、07年の23億ドル(約2040億円)から80%増の43億ドル(約3800億円)になったと発表した。

 通期の純利益が好調だった一方、08年第4四半期の純利益は、07年同期の12億7300万ドル(約1130億円)に対して、23%減少し9億8500万ドル(約875億円)となった。08年同期の1株あたりの利益は87セント(約77円)となり、市場予想の83セント(約73円)を上回った。

 マクドナルドによると、08年第4四半期は、既存店の売上高と客数はすべての地域で上昇したほか、営業利益も2ケタの伸びを示したという。(c)AFP