【1月25日 AFP】インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)に高さ558メートルの超高層ビルが3年以内に完成する可能性が出てきた。

 インドネシア開発当局のSarwo Handayani氏は23日、世界的な経済危機にもかかわらず、地元の企業組合が超高層ビル「ジャカルタ・タワー(Jakarta Tower)」建設計画の続行で合意したと述べた。

 同氏によると「ジャカルタ・タワー」建設計画は10年以上にわたって中断しているが、不動産開発業者らが新たな技術を追加した上での再開を希望しているという。2012年までの完成を目指す。

 同氏はタワーについて「インドネシア人が誇りに思うものになるだろう」と述べた。

 現在世界で最も高いビルは、台湾にある高さ508メートルの台北101(Taipei 101)。しかし、アラブ首長国連邦ドバイ(Dubai)で建設中の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」は、完成時には高さ800メートルを超え、台北101を追い抜き世界一高いビルになる予定だ。(c)AFP