【1月17日 AFP】米金融大手シティグループ(Citigroup)は16日、中核部門のシティーコープ(Citicorp)と非中核部門となるシティー・ホールディングス(Citi Holdings)の2部門に分割すると発表した。

 世界的な金融危機を背景に赤字が巨額に膨らむ中、多角的な「金融スーパーマーケット」構想を見直し、中核部門に集中した戦略の導入を加速させていく方針。

 シティグループが同日発表した10-12月期決算は、純損益が82億9400万ドル(約7500億円)の赤字だった。1株損失はアナリスト予想の1.19ドル(約108円)を大きく上回る1.72ドル(約156円)。収入は13%減の56億ドル(約5070億円)だった。(c)AFP