【1月8日 AFP】中国のコンピューター製造大手でパソコン世界第4位のレノボ(Lenovo)は8日、世界経済の失速に伴う損失を理由に、世界で全従業員の約11%に相当する2500人の人員削減を行うと発表した。 

 香港証券取引所(Hong Kong Stock Exchange)に宛てた声明でレノボは、パソコン関連商品の世界市場での需要減と中国経済の減速が影響し、2008年10-12月期の決算で大きな損失計上が見込まれると説明。この「人員再配置」によって、2009年会計年度(2010年3月21日まで)に3億ドル(約278億円)のコスト削減が可能になるとしている。(c)AFP