【1月6日 AFP】(一部訂正)ドイツの高級スポーツ車メーカー、ポルシェ(Porsche)は5日、欧州最大の独自動車メーカー、フォルクスワーゲン( VolkswagenVW)の出資比率を50%以上に増やし、子会社化したと発表した。

 ポルシェは声明で、VWの株式を追加取得し、出資比率を42%から50.76%に引き上げたことを明らかにした。

 この結果、ポルシェはスウェーデン法に則り、VWが大型株主であるスウェーデンの大型トラックメーカー、スカニア(Scania)の買収提案する義務が発生する。

 しかし、ポルシェの声明は、スカニアには最低限の買収価格を提案することになるだろうと述べ、その理由として、同社に「経営戦略上の利益」がないことを挙げている。(c)AFP