【12月31日 AFP】民間調査機関コンファレンス・ボード(Conference BoardCB)が30日発表した12月の米消費者信頼感指数は38.0となり、景気後退が急速に深刻化するなか過去最低となった。2009年上半期の見通しについても「非常に暗い」とした。

 1967年から消費者信頼感指数を調査しているCBは、同指数が低下した要因について、第4四半期の経済状況が悪化したためとしている。11月の消費者信頼感指数は44.7だった。

 CBのLynn Franco氏は、09年上半期の見通しについて「非常に暗い」とし、下半期にようやく「緩やかな回復」が見られるだろうと述べた。

 調査は12月22日まで、米国の5000世帯を対象に行われた。(c)AFP/Veronica Smith