【12月17日 AFP】国内第3位の日産自動車(Nissan Motor)は17日、世界的な景気減速による自動車需要の落ち込みを受け、国内工場で派遣社員500人の追加人員削減と追加減産を行うと発表した。

 日産によると、来年1-3月に国内工場でのシフト削減や非稼働日の設定などで、7万8000台の減産を行い、これに伴って、派遣社員500人を削減するとしている。この人員削減によって、日産の国内工場で雇用される派遣社員はゼロになるという。

 日産は今回の決定について、「最新のグローバル販売動向を踏まえ、在庫増大リスクを回避し、常にバランスのとれた製品供給体制とするため」としている。(c)AFP