世界の飢餓人口、08年に4000万人増加 FAO
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【12月10日 AFP】国連食糧農業機関(United Nations Food and Agriculture Organisation、FAO)は9日、世界的な食糧危機によって、2008年に新たに約4000万人が慢性的な飢餓に陥り、世界の飢餓人口の推定が9億6000万人以上になったと発表した。
ジャック・ディウフ(Jacques Diouf)FAO事務局長は記者会見で、「(2005年以降の)食糧価格の高騰で7500万人が飢餓状態におかれた。この傾向が続いたことで、2008年には、さらに4000万人が飢餓状態に陥った」と述べた。
また、ディウフ事務局長は、2000年に採択され15年までの達成を目指しているミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)に言及し、「飢餓に苦しむ人の割合を半減するという目標の達成は、多くの国にとって、ますます困難になっている」と述べた。(c)AFP
ジャック・ディウフ(Jacques Diouf)FAO事務局長は記者会見で、「(2005年以降の)食糧価格の高騰で7500万人が飢餓状態におかれた。この傾向が続いたことで、2008年には、さらに4000万人が飢餓状態に陥った」と述べた。
また、ディウフ事務局長は、2000年に採択され15年までの達成を目指しているミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)に言及し、「飢餓に苦しむ人の割合を半減するという目標の達成は、多くの国にとって、ますます困難になっている」と述べた。(c)AFP