【12月6日 AFP】5日の原油先物相場は、11月の米雇用統計で雇用者数が予想を大幅に超えて減少したことから、エネルギー需要が減少するとの見通しが広がり、大幅に続落した。

 ニューヨーク(New York)市場では、指標となる米国産標準油種の軽質スイート原油(1月渡し)が、前日比2.86ドル安の1バレル=40.81ドルで取引を終えた。一時は、心理的な壁となる40ドルに近づく1バレル=40.50ドルまで下落し、2004年12月以来、4年ぶりの安値をつけた。
 
 ロンドン(London)市場では、指標の北海ブレント(Brent North Sea)原油(1月渡し)が、前日比2.54ドル安の1バレル=39.74ドルで終え、2005年1月以来の安値をつけた。(c)AFP