米GM、議会に再建計画提出 最大180億ドルの融資求める
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【12月3日 AFP】経営難に陥っている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)は2日、米議会に対し、人員削減などを柱とした再建計画を提出した。GMは議会に対し、現在の苦境を乗り切るために最大180億ドル(約1兆6800億円)の融資の承認を求めている。
来年1月初めにも資金不足に陥る可能性があるとしているGMは、2009年末までの運営費として120億ドル(約1兆1200億円)が必要だとしているほか、「厳しい経済状態が続いた場合に、流動性を確保するため」の60億ドル(約5600億円)の信用枠設定を求めている。一方、米自動車産業が年間120万台以上の新車販売台数を確保できれば、この120億ドルの融資は2012年までに返済するとしている。
GMは再建計画の中で、生き残りをかけて同社ブランドの絞り込みを行い、「サーブ(Saab)」や「サターン(Saturn)」などのブランドについては「見直し」を行うとしている。また、米国部門において、約3万1500人の追加人員削減を行うとしている。(c)AFP
来年1月初めにも資金不足に陥る可能性があるとしているGMは、2009年末までの運営費として120億ドル(約1兆1200億円)が必要だとしているほか、「厳しい経済状態が続いた場合に、流動性を確保するため」の60億ドル(約5600億円)の信用枠設定を求めている。一方、米自動車産業が年間120万台以上の新車販売台数を確保できれば、この120億ドルの融資は2012年までに返済するとしている。
GMは再建計画の中で、生き残りをかけて同社ブランドの絞り込みを行い、「サーブ(Saab)」や「サターン(Saturn)」などのブランドについては「見直し」を行うとしている。また、米国部門において、約3万1500人の追加人員削減を行うとしている。(c)AFP