【10月30日 AFP】(一部更新、写真追加)30日のアジア株式市場は、前日の米国の追加利下げなどを好感し大幅続伸。東京株式市場では、日経平均株価が前日比817円86銭(9.96%)高の9029円76銭で取引を終え、21日以来7営業日ぶりに9000円台を回復した。

 香港(Hong Kong)市場ではハンセン指数が12.8%の伸びを示したほか、ソウル(Seoul)市場も11.95%、シンガポール(Singapore)市場は同7.8%、シドニー(Sydney)市場は同4%と軒並み大幅に続伸した。

 アジア市場が全面高となったのは、米国に続いて中国、香港、台湾が追加利下げを行ったことに加え、日本銀行(Bank of Japan、日銀)も31日の政策決定会合で利下げに踏み切るのではないかとの観測が広がったため。

 数か月ぶりの上昇局面を逃すまいとする投資家心理も影響し、割安感のでた株式に買いが進んだ。(c)AFP