【10月30日 AFP】米連邦準備制度理事会(Federal Reserve BoardFRB)は29日、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利を0.5ポイント引き下げ1.0%にすると発表した。米経済を圧迫している信用危機緩和を狙った動き。

 FRBは今月8日にも世界的な信用不安への取り組みとして、各国の中央銀行との協調利下げで金利を0.5ポイント引き下げていた。

 ベン・バーナンキ(Ben Bernanke)FRB議長が率いる連邦公開市場委員会(Federal Open Market CommitteeFOMC)は「主に個人消費の悪化が原因で、経済活動の著しい減速が見られる」とし、引き続き米経済の「成長に関する下方リスクがある」と述べた。今回のFRBの利下げは金融市場でも予測されていた。(c)AFP/Rob Lever