【10月20日 AFP】アジア各国の市場は20日、金融危機対策として主要8か国(G8)に新興国を加えた拡大首脳会合の開催提案が投資家に好感され、株価が急上昇した。

 日経平均株価の終値は、前週末比311円77銭高の9005円59銭と大幅に続伸した。TOPIX(東証株価指数)も続伸し、前週末の終値に比べ33.08ポイント高い927.37だった。

 韓国の株式市場では、政府が1300億ドル(約13兆2700億円)の公的資金を金融市場に注入する救済策を発表したことを受け、2.3%高となった。

 そのほかアジア・太平洋市場の動きは、シドニー(Sydney)の終値が4.3%高、香港(Hong Hong)が5.3%高、上海(Shanghai)は中国経済の減速が発表されたにもかかわらず2.25%高だった。(c)AFP