協調利下げでアジア市場の不安一時やわらぐ、日経平均は続落
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【10月9日 AFP】(写真追加)9日のアジア株式市場は、協調利下げで金融不安が一時和らぎ、主要株価指数は軒並み反発して午前の取り引きを終えた。ただ、市場は売り買いが交錯した不安定な値動きとなり、東京株式市場は日経平均株価が前日比45円83銭(0.5%)安の9157円49銭と続落して終え、5年ぶり安値を更新した。
幅広い値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.10ポイント(0.68%)上がって905.11で引けた。
前日の欧米中央銀行の協調利下げに中国が追随し、9日には香港、韓国、台湾の各中銀も、政策金利の引き下げを発表した。
市場関係者らは慎重な態度を崩していない。市場の緊張はなお続いており、日銀は計4兆円を即日供給する緊急の公開市場操作(オペ)を実施した。緊急資金供給は17営業日連続で、1日の供給額としては金融危機が表面化して以来最大となった。(c)AFP
幅広い値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.10ポイント(0.68%)上がって905.11で引けた。
前日の欧米中央銀行の協調利下げに中国が追随し、9日には香港、韓国、台湾の各中銀も、政策金利の引き下げを発表した。
市場関係者らは慎重な態度を崩していない。市場の緊張はなお続いており、日銀は計4兆円を即日供給する緊急の公開市場操作(オペ)を実施した。緊急資金供給は17営業日連続で、1日の供給額としては金融危機が表面化して以来最大となった。(c)AFP