【10月9日 AFP】(一部更新)8日の欧米株式市場は、金融緩和と乱高下する市場の安定を目指して行われた主要6カ国による0.5%の協調利下げにもかかわらず下落した。

 欧州では前日比5-6%安。ロンドン(London)株式市場のFTSE100種総合株価指数の終値は、前日比5.18%安の4366.69ポイントで引けた。パリ(Paris)市場のCAC40種指数は同6.39%安の3493.70ポイント、フランクフルト(Frankfurt)市場のドイツ株式指数(DAX)は、同5.88%安の5013.62ポイントでそれぞれ取引を終えた。

 一方、ニューヨーク(New York)株式市場のダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)の終値は、6日間連続で続落し、前日比189.01ドル安の9258.10ドルで引けた。

 ダウ工業株30種平均は、7日に500ドル下落し5年ぶりの安値となるなど、この6日間で1600ドル(14.7%)以上、また、過去1年間では、30%以上下落している。

 ハイテク株中心のナスダック(Nasdaq)総合株価指数の終値は、同14.55ポイント(0.83%)下落し1740.33ポイント。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種株価指数の終値は、同11.29ポイント(1.13%)下落し984.94ポイントで引けた。(c)AFP(c)AFP