【9月11日 AFP】10日、6-8月期決算で39億ドル(約4200億円)の最終損失を計上した米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)は、不足する資金を調達するため一部資産を売却する計画を発表した。

 不動産関連の損失が拡大するなか、投資管理部門や英国不動産ポートフォリオなどを売却、商業不動産部門を別会社に分離することで、住宅ローン関連資産を圧縮する。

 リーマン株は前日比44.95%安となった9日の7.79ドルに続き、10日も前日比6.9%安の7.25ドルと続落。2月時点の株価と比較して約90%の下落となっている。(c)AFP