英国情報局がゲイのスパイを募集、FT紙
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【8月18日 AFP】英情報局保安部(MI5)が同局情報員としてゲイの積極採用に乗り出したと、英フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)紙が18日報じた。同局職員に対しても性的アイデンティティーをオープンにするよう奨励しているという。
ゲイの権利団体「ストーンウォール(Stonewall)」代表のベン・サマースキル(Ben Summerskill)氏が同紙に語ったところによると、MI5は同性愛者の同局情報員への応募を奨励し、ストーンウォールに助力を求めた。
サマースキル氏は、「英国の中央公務員といえば、官庁勤めの白人男性で、毎日午後4時30分ロンドン発の列車で南東部ロイヤルタンブリッジウェルズ(Royal Tunbridge Wells)の自宅に帰る異性愛者と相場が決まっていた。MI5がより幅広い社会を反映する方向に変わりつつあることを示している」と述べている。
英情報機関は近年、人材募集の手法を拡大しており、MI6の通称で知られる秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)が史上初の情報員募集広告を新聞に掲載したり、独自のウェブサイトでを立ち上げたほか、政府通信本部(Government Communications Headquarters、GCHQ)もコンピューターやハイテクに精通した人材確保を目的に、人気テレビゲームに情報員募集広告を折り込んだりしている。(c)AFP
ゲイの権利団体「ストーンウォール(Stonewall)」代表のベン・サマースキル(Ben Summerskill)氏が同紙に語ったところによると、MI5は同性愛者の同局情報員への応募を奨励し、ストーンウォールに助力を求めた。
サマースキル氏は、「英国の中央公務員といえば、官庁勤めの白人男性で、毎日午後4時30分ロンドン発の列車で南東部ロイヤルタンブリッジウェルズ(Royal Tunbridge Wells)の自宅に帰る異性愛者と相場が決まっていた。MI5がより幅広い社会を反映する方向に変わりつつあることを示している」と述べている。
英情報機関は近年、人材募集の手法を拡大しており、MI6の通称で知られる秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)が史上初の情報員募集広告を新聞に掲載したり、独自のウェブサイトでを立ち上げたほか、政府通信本部(Government Communications Headquarters、GCHQ)もコンピューターやハイテクに精通した人材確保を目的に、人気テレビゲームに情報員募集広告を折り込んだりしている。(c)AFP