【8月8日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は7日、2008年4-6月期の純利益が前年同期比28%減の3536億円になったと発表した。米景気低迷や円高の影響、コスト上昇が同社の急成長にブレーキをかけた格好となった。

 また、営業利益は前年同期比38.9%減の4125億円、売上高は同4.7%減の約6兆2200億円となった。

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)と世界トップの座を競うトヨタは、株式市場が懸念していた業績の下方修正は発表しなかったものの、09年3月期については9年ぶりの減益となるとした従来の業績見通しを維持した。(c)AFP/Harumi Ozawa