【7月29日 AFP】アイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)が28日発表した第1四半期決算は、燃料価格の高騰を受け、純利益が前年同期比85%減となった。

 また、ライアンエアの第1四半期の税引き後利益(特別項目を除く)は、前年同期の1億3900万ユーロ(約235億円)から2100万ユーロ(約36億円)にまで落ち込んでいる。

 ライアンエアのマイケル・オレアリー(Michael O'Leary)最高経営責任者(CEO)は、2008年の残りの決算も見通しは「暗い」と語った。減益のニュースに加えオレアリー氏の発言などによって、同社株は急落した。

 アイルランド・ダブリン(Dublin)市場でのライアンエア株は、正午現在、前週末比13.9%安の2.78ユーロとなっている。(c)AFP