【7月12日 AFP】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile ExchangeNYMEX)の原油先物市場は、ドル安、イランやナイジェリアでの緊張の高まり、ブラジルでの石油関連労働者のストライキ計画などを背景に大幅続伸。米標準油種の軽質スイート原油(WTI)8月渡しが一時1バレル=147.27ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。

 終値は前日比3.43ドル高の1バレル=145.08ドル。

 同日のロンドン(London)の原油先物取引は、北海ブレント(Brent North Sea)原油8月渡しが7月3日に付けた1バレル=146.69ドルの最高値を更新し147.50ドルまで上昇。2.46ドル高の144.49ドルで引けた。(c)AFP