【7月10日 AFP】9日のニューヨーク株式相場は金融、テクノロジー、航空株を中心に急反落。米大手企業の第2四半期業績発表が始まり投資家の間で米経済の健全性に懸念が広がっている。

　ダウ工業株30種平均は236.77ドル（2.08％）安の1万1147.44ドルで引けた。ダウ工業株は1年で約16％下落している。

　ハイテク株中心のナスダック総合指数は59.55ポイント（2.60％）安の2234.89、スタンダード＆プアーズ（S&P）総合500種指数は29.01ポイント（2.28％）安い1244.69で引けた。S&P指数は前年につけた過去最高値から20％下落し、ベアマーケット（弱気相場）の領域に入ったとされる。(c)AFP