世界の食糧安全保障に関するG8首脳声明、輸出規制の撤廃求める
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【7月9日 AFP】北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)2日目の8日、G8首脳は世界の食糧安全保障に関する首脳声明を発表した。
声明では、食糧価格が大幅に上昇した場合は、十分な食糧備蓄を有する国に対し、その余剰の一部を食糧難の国へ「貿易を歪曲しないかたち」で提供するよう呼びかけられた。また、人道目的の食品購入を妨げる輸出規制に関しても撤廃することが必要だとしている。
さらに、G8首脳は、1月以降の食糧援助やその他の支援策として100億ドル(約1兆円)以上を約束したと強調するとともに、食糧危機に対し「あらゆる可能な対策をとることを決意」したと述べた。
バイオ燃料についても、食糧安全保障と両立することを指摘し、非食糧などから生産される第2世代バイオ燃料の開発を加速するとした(c)AFP
声明では、食糧価格が大幅に上昇した場合は、十分な食糧備蓄を有する国に対し、その余剰の一部を食糧難の国へ「貿易を歪曲しないかたち」で提供するよう呼びかけられた。また、人道目的の食品購入を妨げる輸出規制に関しても撤廃することが必要だとしている。
さらに、G8首脳は、1月以降の食糧援助やその他の支援策として100億ドル(約1兆円)以上を約束したと強調するとともに、食糧危機に対し「あらゆる可能な対策をとることを決意」したと述べた。
バイオ燃料についても、食糧安全保障と両立することを指摘し、非食糧などから生産される第2世代バイオ燃料の開発を加速するとした(c)AFP