シュタイフ社のテディベア、中国での製造打ち切り
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【7月3日 AFP】ドイツの老舗ぬいぐるみメーカー、シュタイフ(Steiff)は、テディベアの製造拠点を中国からドイツに戻すことになった。 3日、ドイツの新聞Stuttgarter Nachrictenが報じた。
同紙によると、シュタイフのMartin Frechen氏は「中国から段階的に撤退する」と述べ、撤退の理由を中国が高品質商品の製造には向かないためだと説明した。
Frechen氏によると、中国の工場は、複雑な商品をシュタイフ社の基準で製造できないほか、ドイツで高い需要がある商品を期限までに納品できなかったという。
Frechen氏によると、シュタイフはベルリン動物園(Berlin Zoo)の人気者、ホッキョクグマの「クヌート(Knut)」をモデルにしたぬいぐるみ8万個の製造を中国に発注したが、ドイツへの配送に3か月かかったことから、納期が差し迫った問題となった。
シュタイフは、同社の商品で最も有名な、耳にタグの付いたテディベア「ボタン・イン・イヤー(Button in Ear)」で市場でのシェア巻き返しを図っている。Frechen氏は、製造拠点をドイツに戻すのは、こうした巻き返しに向けた努力の一環だと説明した。(c)AFP
同紙によると、シュタイフのMartin Frechen氏は「中国から段階的に撤退する」と述べ、撤退の理由を中国が高品質商品の製造には向かないためだと説明した。
Frechen氏によると、中国の工場は、複雑な商品をシュタイフ社の基準で製造できないほか、ドイツで高い需要がある商品を期限までに納品できなかったという。
Frechen氏によると、シュタイフはベルリン動物園(Berlin Zoo)の人気者、ホッキョクグマの「クヌート(Knut)」をモデルにしたぬいぐるみ8万個の製造を中国に発注したが、ドイツへの配送に3か月かかったことから、納期が差し迫った問題となった。
シュタイフは、同社の商品で最も有名な、耳にタグの付いたテディベア「ボタン・イン・イヤー(Button in Ear)」で市場でのシェア巻き返しを図っている。Frechen氏は、製造拠点をドイツに戻すのは、こうした巻き返しに向けた努力の一環だと説明した。(c)AFP