【6月30日 AFP】米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s Investors Service)は30日、日本国債の格付けを上から4番目の「Aa3」へと1段階引き上げた。過去9か月で日本国債の格上げは2回目。

 ムーディーズによると今回の格付け引き上げには、日本経済の回復と継続的な引き締め策などによる財政再建努力への期待、さらに経済を衰弱させるデフレ効果の緩和などが反映された。「Aa3」は債務返済能力が極めて高いことを意味する。

 前年10月、ムーディーズは1993年に日本の格付けを開始して以来初めて引き上げを行った。(c)AFP