【6月10日 AFP】ニュージーランドのデービッド・パーカー(David Parker)エネルギー相は9日、長引く干ばつのため週末から電気使用量の削減を求めることになりそうだとの見解を明らかにした。

 ニュージーランドの電気使用量の約64%は水力発電で賄われているが、干ばつで水力発電に最も重要な南島の湖の水位が減少している。そのため、週内に大量の雨が降らなければ15日以降省エネ対策を強化することになるという。

 パーカー・エネルギー相は電化製品を使用していない時は電源を切るなど、家庭や企業で簡単に省エネできる方法があると述べた。(c)AFP