電力危機の南アフリカ、電気料金53%値上げに業界団体が「待った」
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【4月23日 AFP】深刻な電力危機に見舞われている南アフリカでは、電力公社エスコム(Eskom)が打開策として電気料金の53%値上げを国に申請しているが、同国最大の業界ロビー団体BUSA(Business Unity South Africa)は22日、大幅な値上げは容認できないと反発した。
南アフリカ通信(SAPA)によると、BUSAの幹部は会見を開き、「現行価格では電力供給の維持が難しいことは分かる」と前置きした上で、「ビジネス界はすでに(電力不足による)痛手をこうむっている」と、大幅な値上げには反対する姿勢を示した。
同国の電力危機は1月に始まり、電力供給不足で金鉱山の生産量の減少、大規模な建設プロジェクトの延期などの影響が出ている。野党は、危機を回避できなかったとして内閣総辞職を要求している。(c)AFP
南アフリカ通信(SAPA)によると、BUSAの幹部は会見を開き、「現行価格では電力供給の維持が難しいことは分かる」と前置きした上で、「ビジネス界はすでに(電力不足による)痛手をこうむっている」と、大幅な値上げには反対する姿勢を示した。
同国の電力危機は1月に始まり、電力供給不足で金鉱山の生産量の減少、大規模な建設プロジェクトの延期などの影響が出ている。野党は、危機を回避できなかったとして内閣総辞職を要求している。(c)AFP