【4月19日 AFP】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile ExchangeNYMEX)の原油先物相場は、アフリカ最大の産油国ナイジェリアで17日午後に石油グループ大手シェル(Shell)の石油パイプラインが襲撃された後、指標となる米国産標準油種の軽質スイート原油(5月渡し)が一時1バレル116.10ドルまで上昇、初めて116ドルを突破し、5日連続で最高値を更新した。現地時間同日午前11時20分(日本時間19日午前零時20分)に最高値をつけた後、115.46ドルまで戻した。

 17日の終値は1バレル114.86ドルだった。

 ナイジェリアの石油パイプライン襲撃について、地元の武装勢力「ニジェール・デルタ解放運動(MEND)」が18日に犯行を認める声明を出している。(c)AFP