【3月17日 AFP】17日の東京株式市場の日経平均株価終値は、急激な円高と米株式市場への懸念を背景に前週末比454円09銭(3.71%)安の1万1787円51銭と、2005年8月以来約2年7か月ぶりに1万2000円台を割り込んだ。安値は1万1691円00銭。

 一方、東証株価指数(TOPIX)も43.58ポイント(3.7%)安の1149.65で、安値は1139.62だった。出来高は23億7000万株。

 円相場は一時97円を割り込むなど12年ぶりの円高が続いている。

 資金繰りが悪化した米証券大手ベアー・スターンズ(Bear Stearns)や米連邦準備制度理事会(FRB)の公定歩合引き下げの不安感から売りが先行した。(c)AFP