【3月13日 AFP】13日の東京外国為替市場は、ドル売りの流れが止まらず円が急騰。12年ぶりに1ドル=100円台の円高水準を記録した。

 行きすぎた円高は、輸出主導で景気回復を続けてきた日本経済への影響が懸念される。

 円は午後の取引で一時的に、1995年11月10日以来の円高水準となる1ドル=99円80銭まで高騰した。

 欧州市場でもドル安傾向が進み一時1ユーロ=1.5590ドルを記録、最高値を更新した。

 世界的なドル安傾向は、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に対する取り組みの遅れへの懸念を反映したもの。(c)AFP