【2月28日 AFP】電話で話すだけでは物足りない人に、おしゃべりできる「相棒ロボット」に早変わりする携帯電話を、ソフトバンクモバイル(Softbank Mobile)が4月から発売開始する。

 携帯電話の人工知能は現在、ユーザーの習慣を覚えられるほど賢くなっている。同社の新機種「フォンブレイバー(PhoneBraver)」(東芝製)は、同じ人物に何度も電話をかけていれば画面に「最近、彼女によく電話していない?」といったメッセージが表示されるという。「うん」「違うよ」といった簡単な返答で、携帯電話との会話を続けることができる。

 また、付属パーツの「手足」を装着できるほか、スクリーンには4月から放送開始されるテレビ東京系ドラマ「ケータイ捜査官7(Cellphone Investigator 7)」のキャラクターの「表情」がさまざまに表示される。自力では「歩いたり」はしないが、手足は可動性がありポーズを取ることができる。発売価格は未公表。(c)AFP