【2月27日 AFP】26日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロが初めて1.50ドル台を突破し対ドル最高値を更新した。一時は1.5047ドルの最高値を記録したユーロの対ドル価格は、その後1.5017ドルまで引き戻して引けた。

 背景には、米経済の鈍化を示唆する各統計による不況への懸念があるとみられる。さらに米連邦準備制度理事会(Federal Reserve BoardFRB)が追加利下げに踏み切るとの観測も高まっている。

 一方、ドイツでは最新の経済指標が予想を上回る好調を記録した。(c)AFP