【2月13日 AFP】ロシアの政府系天然ガス企業ガスプロム(Gazprom)がガスの未払い金15億ドル(約1610億円)をめぐり、ウクライナへのガス供給の一部停止を警告していた問題で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領は12日、ロシア政府とウクライナ政府が問題解決に向けた合意に達したと発表した。

 プーチン大統領は、「ガスプロムはウクライナ側の取り組みに満足している。われわれ(ロシアとウクライナ)は協力して問題解決にあたることで合意した」と語った。

 また、ウクライナのビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領も、「ウクライナは未払い金を支払うことに合意した」と述べた。

 交渉は、ガスの供給を一部停止するとしてガスプロムが設定していた返済期限の12日午後6時(日本時間13日午前0時)の数分前に妥結した。(c)AFP