シンガポール政府系ファンド、770億円でウェスティンホテル東京を買収
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【2月3日 AFP】シンガポール政府投資公社(Government of Singapore Investment Corp、GIC)がモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)の保有するウェスティンホテル東京(Westin Tokyo)を770億円で買収する。3日の日本経済新聞(Nikkei)が報じた。
GICとモルガン・スタンレーは2日までに目黒区恵比寿にあるウェスティンホテル東京の土地・建物の取得について基本合意した。取引は今月下旬までに完了する。GICはホテル営業を継続し、長期保有で資産価値の増加を狙うとみられる。
同紙によると米国での信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を引き金に世界的に不動産市場が冷え込むなか、日本の不動産が割安だと見られたことが背景だという。
GICは世界有数の政府系ファンドで、運用資産は2000億ドル(約21兆円)を超える。
モルガン・スタンレーは2004年、同ホテルをサッポロホールディングス(Sapporo Holdings)から約500億円で買収した。(c)AFP
GICとモルガン・スタンレーは2日までに目黒区恵比寿にあるウェスティンホテル東京の土地・建物の取得について基本合意した。取引は今月下旬までに完了する。GICはホテル営業を継続し、長期保有で資産価値の増加を狙うとみられる。
同紙によると米国での信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を引き金に世界的に不動産市場が冷え込むなか、日本の不動産が割安だと見られたことが背景だという。
GICは世界有数の政府系ファンドで、運用資産は2000億ドル(約21兆円)を超える。
モルガン・スタンレーは2004年、同ホテルをサッポロホールディングス(Sapporo Holdings)から約500億円で買収した。(c)AFP