【1月31日 AFP】米連邦準備制度理事会(
FRB)は30日、主要政策金利であるフェデラルファンド(
FF)金利を0.5%引き下げ、年3.0%とした。FRBは22日に0.75%の緊急利下げを行ったばかりだが、米経済の景気後退懸念の強まりに、一層の金融緩和に踏み切ったかたちだ。
FF金利は、米民間銀行が翌日返済・無担保の条件で、ほかの民間銀行から資金を借り入れる場合の金利のこと。このFF金利を引き下げることで、一般消費者や企業の資金調達コストが低く抑えられ、金融市場にも飛び火した米住宅市場の不振にあえいでいる米経済を刺激することができるといわれている。(c)AFP/Rob Lever