週明けのアジア株価、軒並み下落
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【1月28日 AFP】28日のアジア株式市場は、新たに発表された米経済見通しが悲観的だったことや中国株の急落により、前週末の世界市場の回復がくじかれ、軒並み下落した。
上海では約7.2%安の急落となるなど、米国市場の損失に影響されたアジア市場の下落を受け、投資家らは債権買いや金市場に逃避していると市場関係者らはみている。
同日の東京市場は前週末比約4%安で引けたほか、午後の取引では香港で約6%安、シンガポールで約5%、ソウルで3.85%安だった。取引開始直後のインド市場では約4.6%安となっている。中国株価には米経済への懸念に加え、豪雪など国内の悪天候も影響した。
前週末に米政府が緊急経済政策として発表した金利引き下げを受け、投資家の多くは29、30日に開かれる米連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee、FOMC)の定例会合終了後、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)がさらなる金融措置を講じるのではないかとの期待が広がっている。ただし、多くの関係者が見込んでいる0.25%の下げ幅が導入されなかった場合、再び株価が下落するとの懸念もある。
米経済が景気後退に陥ることをFRBが食い止められるかどうかについても、市場の見方は微妙だ。(c)AFP
上海では約7.2%安の急落となるなど、米国市場の損失に影響されたアジア市場の下落を受け、投資家らは債権買いや金市場に逃避していると市場関係者らはみている。
同日の東京市場は前週末比約4%安で引けたほか、午後の取引では香港で約6%安、シンガポールで約5%、ソウルで3.85%安だった。取引開始直後のインド市場では約4.6%安となっている。中国株価には米経済への懸念に加え、豪雪など国内の悪天候も影響した。
前週末に米政府が緊急経済政策として発表した金利引き下げを受け、投資家の多くは29、30日に開かれる米連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee、FOMC)の定例会合終了後、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)がさらなる金融措置を講じるのではないかとの期待が広がっている。ただし、多くの関係者が見込んでいる0.25%の下げ幅が導入されなかった場合、再び株価が下落するとの懸念もある。
米経済が景気後退に陥ることをFRBが食い止められるかどうかについても、市場の見方は微妙だ。(c)AFP